声優精神論!声優として輝くための考え方って何?
声優になるために、声優として生きていくために。
この世界で大切なのは才能だけではありません。
もちろん、努力も大切ですが、そのためにも、それ以上に大切なのが精神力です。
なぜ、メンタルが大事なのか?
メンタルを鍛えるためにはどうすればいいのか?
どのような考えで行動すればいいのか?
恥ずかしがり屋で大人しかった花音はどうやって積極的な性格になったのか?
今回は、花音が声優として歩んできた中で考え、身につけた精神論について綴ります。
メンタルが強いことの大切さ
君が声優を目指した時点で、ライバルとの勝負だけではなく、自分自身との戦いが始まっています。プロの声優になってからは、役を競い合うためのオーディションがずっとついてまわります。
声優としての自分の才能を天秤にかけられ、役を取れることもありますが、ほとんどは落ちてしまいます。
花音は精神的に弱いところがあり、落ち込むとずっと悩み続け、余計なことまで考えてしまう性格でした。
アニメでメインの役を演じれたとしても、次にまたメイン級のキャラクターを演じられる保証はありません。
そして、レギュラー番組もずっと続くものではありません。
声優は歩合制。
天秤にかけられた結果、月によって仕事の量は変わり、その結果、もらえる給料も変わってきます。
声優の仕事のみで安定した収入を得て生活していけるのはほんの一握りだけです。
ですが、その一握りを目指して歩み続けなければいけないのが声優の世界です。
もし、仮に、オーディションに落ち続け、仕事が減り、収入的に厳しい日々が続いてしまっても・・・。
そこで一喜一憂せず、安定した精神状態で仕事に取り組めるように努めなくてはならないのです。
これは非常に難しいことです。
それができるようになるためにも、メンタルを強くすることはとても大事です!
メンタルの強化
では、メンタルを強化するにはどうすればいいのでしょうか。自分と向き合う!
まず、何故メンタルが弱いのか、自分自身と向き合う事が大切です。強みは活かす方法へ…
弱みは補う方へ…
自分はどんな人間なのかを知り、
弱った時は何が自分を元気にさせるのかを見つけましょう。
自分は自分
そして、周りの目を気にしない事も大切です。他人の評価ばかり気にしていたら、本当の自分の気持ちが分からなくなってきてしまいます。
「自分は自分」、「相手は相手」でいいのです。
プラス思考!
なによりもポジティブに生きましょう!それができれば、もし同じ事が起こったとしても捉え方が全然変わってきます。
当然ですが、マイナスに考えるよりは、プラスに捉えた方が楽ですよね?
そうやって生活してい区ことで見える世界も変わってくると思うのです。
当たり前のことだし、言うのは簡単だけど、実行するとなると非常に難しいことです。
最初からすぐには出来ないと思いますが、少しずつでも意識を変えていきましょう。
行動力と積極性
声優になりたいという気持ちだけでは、声優にはなれません。行動を起こし、努力することで初めて道は開いていきます。
行動を起こす...、自ら動く積極性が大切です。
積極性を身につける
昔の花音は大人しく恥ずかしがり屋、消極的でなかなか前に出る事が出来ませんでした。でも、相手は自分の事を知りません。
自分自身が積極的にアピールし、覚えてもらおうと努めないと何も伝わりません。
それを本当の意味で実感した時、変わらなければいけない!と行動するようになりました。
手を挙げなくてはいけない場面では、勇気を出して手を挙げ、スッタフさんに声をかけるようにしました。
それを続けていくと、向こうから声をかけてもらえるようになり、状況が変わったのです。
自分でもビックリしました。
行動しなければ何も始まらない!
ぜひ一歩前に進んでみてください。
コミュニケーション能力
声優業界で生きていく上で、トップに入るほどこの能力は必要です。声優は監督、音響監督、キャスト等、沢山の方々と一緒に作品作りをします。
そのため意思疎通が出来なくてはならないですし、自分の意見も上手く伝えなくてはならないのです。
そして、いろんな方達との出会いや交流があります。
その時に会話がスムーズにいった方がいいのは当たり前ですし、楽しい子って思ってもらえたら嬉しいですよね。
声優は事務所に所属しているといっても、自分の能力で評価され、仕事を手に入れ、それで収入を得ていく個人事業主です。
声優の世界で生きていくには「人とのご縁」がとても大事です。
作品での演技はもちろん、人となりが良いと感じてもらうことで別の作品に呼んでもらう事もあります。
お芝居だけではなく、人間力も高めていきたいですね。
自信をつける
どんなときでも自分らしくいましょう。自信とは簡単に言えば、
「自分で自分を頼りにする事が出来る、成長する事が出来る」
そのために、自分自身を素直に評価することが必要です。
自分のいいところ、自分の武器を見つけましょう。
自分ならこれは上手くやれる!
自分は可愛い!
自分は綺麗!
自分はかっこいい!
自分自身に言い聞かせ、さらに磨いていけばいいのです。
そして、他人と比べることをやめる。
簡単に自信はつかないかもしれません。
花音もそうです…。
努力をすることによって、自分がやってきた過程を見返してそこで生まれる自信もあります。
ここで、注意しなくてはいけないのが自信過剰です。
間違った自信を膨らませてしまうことで、間違った道を進んでしまう事になるかもしれないので気をつけましょう。
あくまでも自分自身が持っている力。
それをしっかり理解し、高めて、結果に結びつけていくことが自信に繋がるのです。
自分が持っていないものを勘違いして信じて高めてしまうのが自信過剰ですね。
本当の自信とは
本当に成長すれば自信なんで必要ないのだと思います。自分が良いと思ったことに向かってただひたむきに進んでいく。
そうすれば結果は自然とついてくる。
本当に自信を持っている人こそ、自信があるないなんて考えていないと思います。
自信は自らを前に進めるエネルギー源です。
そのエネルギーに頼らなくても前に進むことができる人こそ、本当の意味で自信を持っている人です。
自信を持ち、高めて、結果を出すことで本当の自信を手に入れることができるんだと思います。
君と同じように、花音も今でもそうやって走りづけているよ。